ピアニストである筆者が、人気漫画「のだめカンタービレ」」「ピアノの森」「神童」をキーワードにクラシック音楽をひもとくという趣向です。「楽譜通りに弾け」と叫ぶ千秋と楽譜を無視するのだめの対立から、クラシック音楽の演奏スタイルの変遷が解説されています。また、パリに留学したのだめは、音楽院入試事情から言えば留学は難しかったとか、「のだめカンタービレ」解説本のようです。私は(のだめファンですが)、TVドラマしか見ていないので一部の話にはついていけませんでしたが、コミックを読んだ人なら、すごく楽しめると思います。
今年読んだ本を数えてみたら、もう少しで二百冊に届きそうです。きりのいい数字にしたいので、いまさらですがあせって数を稼ごうと思っています。ですから、感想も簡単にすませました。薄い本はないかしら。年賀状は・・、大掃除は・・、おせちは・・。煩悩にとらわれてしまった・・。