ハイランド・クリスマス M・C・ビートン
ゴシップ屋の死 マクベス巡査シリーズ1 M・C・ビートン
クリスマスまでに読み切れなかった『ハイランド・クリスマス』は英国のベストセラー作家によるコージーミステリです。ハイランド地方(スコットランド北部)の田舎町に駐在するマクベス巡査のシリーズは30冊もあるそうで、どれも『○○の死』という題名です。BBCスコットランドのドラマにもなっているとか。
『ハイランド・クリスマス』はシリーズの番外編で、殺人は起きず、窃盗などの事件を解決しながら住民同士の融和を図るという、マクベス巡査の有能にして融通無碍な手腕が笑いを誘いました。
『ゴシップ屋の死』は1985年に出版されたシリーズ一作目です。ホテルの釣りスクールに集まった客の一人が殺され、ほぼ全員に殺害の動機があります。捜査から外されたマクベス巡査は独自に動いて事件を解決します。
スコットランドの風景や文化は興味深いけれど、簡単な文章で人物はステレオタイプなので、何も考えずに読むことができました。シリーズがこの先翻訳されるのかどうか分かりませんが、また読み放題になるのかな。
2023年度の読書のまとめ
125冊以上読みました。三日に一冊のペースです。ほとんどが小説で、ノンフィクションはちらほら。読み放題(35冊)や廉価セール(25冊)の本が多いけれど、Kindleで購入した本もかなりあります。書籍代がどれくらいになるのか計算したら、年間およそ6万円。読み放題価格(月980円)を入れると、毎月およそ6000円になります。趣味娯楽予算は月4000円なので完全にオーバー。これからはもっと図書館の本を利用しよう。