壊れかけたメモリーの外部記憶

70代の読書記録です。あとどれくらい本が読めるんだろう…

『十五少年漂流記』への旅 椎名誠

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十五少年漂流記』への旅 椎名誠
新潮選書 2008年 1000円

ジュール・ヴェルヌの『十五少年漂流記』の無人島チェアマン島のモデルは、マゼラン海峡ハノーバー島であると長い間信じられていたが、日本人研究者がそれに異を唱えているらしい。ニュージーランドの東八百キロにあるチャタム島がモデルではないかという説を確かめに、シーナさんと映像スタッフは例によって例のごとく、冒険に向かいます。

マゼラン海峡ハノーバー島に上陸すると、一目でこれは違う!と直感するシーナさん。そこでニュージーランドへ向かい、さらにチャタム島へ。この島こそ、チェアマン島に違いないとまたまた直感するんです。そしてヴェルヌが仕掛けた謎の話や、いろんな冒険記の話題もたくさんあります。

十五少年漂流記』をまた読みたくなりましたが、残念ながら手元にありません。さらにグーグルアースでチャタム島を見ると、なんだか『神秘の島』のリンカーン島にも似ているような気がします。似ていないかもしれないけれど、さっそく大好きな『神秘の島』を再読中です。
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