650年にわたるハプスブルグ王朝の歴史を12枚の絵で紹介するというのでかなり駆け足ですが、 中野さんの簡潔明瞭にしてしかもドラマチックな語りで、今回もまた楽しませていただきました。人物だけでなく時代背景や歴史がすんなりと理解できるような気がします。
序章
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神聖ローマ皇帝の座を得たルドルフ一世が始まり
第2章 フランシスコ・プラディーリャ 『狂女フアナ』
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カスティーリャ女王 夫フィリップ美公への執念
第4章
ティツィアーノ・ヴィ
チェリオ 『軍服姿のフェリペ皇太子』
・・・広大な領土と膨大な借金を継承したフェリペ二世
第7章 ジュゼッペ・
アルチンボルド 『ウェルトゥムヌスとしてのルドルフ二世』
・・・生涯独身のルドルフ二世の文化的功績 アンチンボルトや
ケプラーも
第8章 アドルフ・メンツェル 『フリードリヒ大王のフルート・コンサート』
・・・女帝
マリア・テレジアの天敵はフリードリヒ大王
第12章
エドゥアール・マネ 『マクシミリアンの処刑』
・・・メキシコ皇帝として処刑されたマクシミリアン