壊れかけたメモリーの外部記憶

70代の読書記録です。あとどれくらい本が読めるんだろう…

花粉症の科学

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新版 花粉症の科学 斎藤 洋三 井手 武 村山 貢司
化学同人 2006年 2600円

ここ二週間ほど、車を運転して出かけるたびに、花粉症のくしゃみ発作が起きます。スギ花粉の時期は過ぎたのでヒノキのせいかもしれないと、ついでに図書館でこの本を借りました。図書館の日本十進法分類では、「493.14」は花粉症でした。いつこの分類ができたのでしょう。

この本には、アレルギーを起こす可能性のある花粉がたくさんリストアップされていて、読んだだけで鼻がむずむずしてきました。ヒノキ花粉はスギ花粉より少し遅い時期に飛散し、共通抗原を持つのでそのせいかも知れません。薄い本の割にはいろいろな情報が詰め込まれていましたが、それほど新しい情報無しでした。ただ、花粉症が製薬会社にとって大きなビジネスチャンスであるということを、思い知らされました。

環境省の花粉観測システムはWeb上で公開されているとあったので、早速見てみると「環境省花粉観測システム(はなこさん)」でした。花子さん、それとも、鼻子さん? センスの悪いネーミングです。今日は花粉症の症状が治まらずイライラ。読んだ本にまで八つ当たりです。本当はヒノキのせいよりも、面倒くさい事があって睡眠不足だし、車の中を掃除していないせいだということにも思い当たるし。

何か、面白い本はないかしら。