壊れかけたメモリーの外部記憶

70代の読書記録です。あとどれくらい本が読めるんだろう…

夜明けの街で 東野圭吾

夜が明けると、台風15号に直撃された静岡では、ちぎれた葉や小枝が散乱し、ひどい有様でした。街に出てみると、一抱えもある倒木を何本も見かけました。こんな太い木まで倒れたのでは、電線はひとたまりもありませんね。
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夜明けの街で 東野圭吾
角川文庫 2010年 660円

昨日は停電が12時間続きました。寝る前の読書ができない!真っ暗な中ではかえって寝付けないので、懐中電灯の元で読み終えたのがこの本です。(頭痛くなりました。)悪条件のせいかどうかわかりませんが、不満足な読後感でした。ミステリなのか、不倫小説なのかどっちつかず。不倫男の心理状態はよくわかりましたが・・・。秋葉というヒロインの悪女ぶりは中途半端、不倫するアラフォー男渡部はどうしようもない。にもかかわらず、無理してまで最後まで読みたくなるのは、さすが東野作品。女性の描き方は相変わらずですが・・・。