加賀刑事シリーズ、5つの連作短編。事件関係者に練馬署の加賀刑事が聞き込みに来る。彼にはもう真犯人がわかっているらしい。細かい事実を積み重ねて、犯人の嘘をじっくりと追い詰めていく。
『嘘をもうひとつだけ』バレエ団の事務員が自宅マンションから転落
『冷たい灼熱』会社員の妻が自宅で殺され、息子が行方不明
『第二の希望』交際相手の男が自宅で死んでいた。
『狂った計算』不倫の末、夫殺しの計画が。
『友の助言』交通事故を起こしたのは加賀の友人。
『冷たい灼熱』会社員の妻が自宅で殺され、息子が行方不明
『第二の希望』交際相手の男が自宅で死んでいた。
『狂った計算』不倫の末、夫殺しの計画が。
『友の助言』交通事故を起こしたのは加賀の友人。
犯人側から描かれているのでつい感情移入してしまい、何度もしつこく聞き込みに来る加賀刑事がウザイ(笑)。まだ人情派とはいいがたい。どちらかといえばコロンボや古畑を連想します。