壊れかけたメモリーの外部記憶

70代の読書記録です。あとどれくらい本が読めるんだろう…

流星の絆 東野圭吾

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流星の絆 東野圭吾
講談社 2008年 1700円

読書があまりはかどらないので、貰い物の積読本の中から読みやすそうな本を選びました。図書館では未だに二、三百人待ちのベストセラーで、さすがに読みやすい。途中で止まらなくて、あっという間に読み終わってしまいました。

コンゲームを仕掛ける三兄妹の結末を、『白夜行』のようなものかと予想していたのですが、なんと本書では「ちょっといい話」みたいになっているじゃありませんか。意外な真犯人ではありますが、伏線の少なさから見れば本当に意外なのかどうか疑問。むしろ妹静奈の行く末の方がとっても意外でした。