一週間ぶりに読書に戻れました。週刊ブックレヴューで紹介されていた「うなドン」の前作。午後の二時間で一気に読みました。
ウナギの系統進化を解明すべく、アフリカ大陸に生息する18番目のウナギ「ラビアータ」を求めてアフリカを旅する研究チームの、痛快冒険エッセー。
研究チームはたった二人、低予算、行き当たりばったりの日程のため、調査旅行のはずが、とんでもなく過酷で危険な冒険旅行になってしまう。弥次喜多道中というよりは電波少年のヒッチハイクのようで、もし旅の目的がただのバックパッキングだったら、これほどの面白さは出てこない。著者は遺伝子担当、相棒の俊は形態学担当。やっとのことで手に入れたウナギの骨格標本のとんでもない悪臭に耐えながらも、だんだんと心が折れていく。最後には、精根尽き果ててシンポジウムの最中に帰国すると、そのまま学会発表。笑えます。
研究チームはたった二人、低予算、行き当たりばったりの日程のため、調査旅行のはずが、とんでもなく過酷で危険な冒険旅行になってしまう。弥次喜多道中というよりは電波少年のヒッチハイクのようで、もし旅の目的がただのバックパッキングだったら、これほどの面白さは出てこない。著者は遺伝子担当、相棒の俊は形態学担当。やっとのことで手に入れたウナギの骨格標本のとんでもない悪臭に耐えながらも、だんだんと心が折れていく。最後には、精根尽き果ててシンポジウムの最中に帰国すると、そのまま学会発表。笑えます。