「架空地名大事典」に取り上げられた地名は、欧米の有名どころのものばかり。「風の谷」が載ってないのは当たり前でも、そのことを寂しく思っていました。そしてつい、「風の谷のナウシカ」を再読し始めてしまいました。今さら、取り立てて書くこともないほど、もう幾度となく読んでいますが、あらすじはうまくかけません。
火の七日間戦争によって崩壊した文明は再建されることなく、人類は長いたそがれの時代を生きていた。「風の谷」は、腐海の端に位置し、塩の海からの風に守られて、かろうじて存続する辺境の小国。族長ジルの亡き後、娘ナウシカは腐海成立の謎を求め風の谷を旅立つ。ナウシカが、長い旅の末にたどり着いた答えは、・・・シュワの墓所・・・・仕組まれた世界の秘密・・・・。それは、ナウシカと森の人セルム、二人だけの秘密なのです。
当時、アニメ「風の谷のナウシカ」を見ていた幼いわが子たちには内緒で、この漫画本を買いました。字が読めるようになってからは、当然のように子どもの本棚に入っていましたが、子どもが家を離れる時に置いていってくれたので、また私だけの本になりました。