壊れかけたメモリーの外部記憶

70代の読書記録です。あとどれくらい本が読めるんだろう…

超動く家にて   宮内悠介

超動く家にて   宮内悠介

創元SF文庫   電子書籍

バカSFが好きな者にはたまらなく面白い。シリアスな作風の著者が、真面目に「超くだらない話」を書いたらしく、あとがきで盛んに言い訳をしているのが、またまた面白い。16編のバカ話・シリアス・癒し系がある。『エクソダス症候群』しか読んだ事がないので、別の本も読みたくなった。

 

メモを作ったが余計わからなくなっている。

トランジスタ技術の圧縮」 デジタル圧縮じゃなくて、アナログ圧縮

「文学部のこと」 文学は醸すのか

「アニマとエーファ」 AIによる物語生成の未来

「今日泥棒」 日めくりカレンダーを余分にめくった

「エターナル・レガシー」 コンピュータ囲碁の未来

「超動く家にて」 マニ車に模した密室殺人

「夜間飛行」 軍用機のパイロットと補助コンピュータかと思った

「弥生の鯨」 海女の末裔と抹香鯨のファンタジー

「法則」 ヴァン・ダインの二十則に支配された世界での犯罪 ノックスの十戒は?

ゲーマーズ・ゴースト」 黒いバンで逃走する四人 ゴメン意味わからない

「犬か猫か?」 〈箱の中の猫は死んでいるか?〉より可愛いかも

「スモーク・オン・ザ・ウォーター」 隕石の正体

エラリー・クイーン数」 アンサイクロペディアに登録

「かぎ括弧のようなもの」 かぎ括弧は狂気凶器なのか

「クローム再襲撃」 千葉あたりのサイバー空間にある不確かな壁

「星間野球」 野球盤なつかしいなあ