壊れかけたメモリーの外部記憶

70代の読書記録です。あとどれくらい本が読めるんだろう…

無花果の実のなるころに 西條奈加

無花果の実のなるころに (お蔦さんの神楽坂日記) 西條奈加

Audible

西條さんの人気シリーズの一冊目をオーディオブックで楽しく聴きました。ナレーションが巧みでセリフの区別がつきやすく、アニメや吹替えドラマを見ているみたいです。ベテランの声優さんの実力ってすばらしい。ただ、耳からの読書は記憶に残りにくく、細かい所はもう覚えていません。楽しいからそれだけでいいけど。

 

中学生二年の望は神楽坂で祖母のお蔦さんと暮らしています。元芸者で粋なお蔦さんは、クールだけど情に厚く、ご近所さんや望の幼馴染み、学校の友人が抱えた事件を解決していきます。望がだんだんに成長していく様子が楽しみです。お蔦さんの苦手は料理なので望が炊事をしていますが、毎回美味しそうな物が出てきます。続編が三作あるそうでチャンスがあったら読みたい。