壊れかけたメモリーの外部記憶

70代の読書記録です。あとどれくらい本が読めるんだろう…

2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

嘘をもうひとつだけ 東野圭吾

嘘をもうひとつだけ 東野圭吾 講談社文庫 2003年 495円 加賀刑事シリーズ、5つの連作短編。事件関係者に練馬署の加賀刑事が聞き込みに来る。彼にはもう真犯人がわかっているらしい。細かい事実を積み重ねて、犯人の嘘をじっくりと追い詰めていく。 『嘘をも…

村田エフェンディ滞土記 梨木果歩

留守の間にありったけ伸びた雑草に、草取りをする気力も失せました。用事をいちおう片付け、撮り溜めてあったTV番組も見終わりました。このところの暑さでパソコンが発熱?し、危篤状態。では、本でも読もうか・・・・と、このごろ、読書の優先順位がかな…

虐殺器官 伊藤計劃

虐殺器官 伊藤計劃 ハヤカワ文庫 2010年 720円 2007年の発表当初の高い評価は知っていたけれど、題名と表紙絵にビビッて読めませんでした。凄惨な場面の多い底の浅いエンターテインメントだったらいやだなあ、なんて思っていたのですが・・・・。文庫版を見…

麒麟の翼 東野圭吾

用事が一段落して、やっと留守宅に戻ってみると、予想通り庭は雑草だらけです。あいにく梅雨入りで庭仕事もままなりません。種を播いたまま放置していた朝顔の苗が、何とか生き残っていたので大きなプランターに植え替えました。かなり弱っているようなので…