用事があって、今週末はまた東京に向かいます。暖かくなって
計画停電はなさそうですが、日用品がまだ品薄なんでしょうか。
問題があります
佐野洋子
筑摩書房 2009年 1500円
佐野洋子のエッセイはあまり読んだことがありませんでした。歯に衣着せぬというか、痛快というか、ちょっと意地が悪いと言うか、どれも当てはまらない様な文章。本音が自然体に出ていて、世の中を叱るというような上から目線はない。最後の「
或る女」というのは、とんでもない人物なのだが、実在の人物なのか、いや、まさかね、本当にいるわけはない。でもとってもリアルで、散々笑わせてもらいました。(2010年11月読了)