壊れかけたメモリーの外部記憶

70代の読書記録です。あとどれくらい本が読めるんだろう…

雑草の自然史 藤島弘純

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雑草の自然史 藤島弘
染色体から読み解く雑草の秘密
築地書院 2010年 2520円

田んぼの雑草であるキツネノボタンツユクサ。日本全国どこにでも見られるけれど、決して単一な種類ではありません。染色体の核型を地域ごとに調査すると、その多様性に驚かされます。雑草に内包された多様性こそ日本の自然の多様性を表すものであり、稲作に随伴する長い歴史の中で、雑草もまた自然と関わりながら独自の進化の道のりを歩んでいたのだ、ということを地道で地味な研究から説いたものです。


日課の雑草とりで引っこ抜こうとしたツユクサを、青い花を咲かせてからでも遅くはないかなと手を止めてしまいました。しかし、心を鬼にして(・・でもないか・・)バリバリと引っこ抜きました。
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❀❀❀❀❀❀ RETROの庭 ❀❀❀❀❀❀
スローもロハスも縁遠く、雑草との戦いをさっさと諦めてプランター園芸をしている初心者です。たいした手間をかけなくても、季節が来れば咲く花の記録として不定期掲載。
究極の雑草対策?
それでも庭の隙間の雑草をどうするかは大問題です。
除草剤を使わないことは大前提として、手間やお金のかからない雑草対策はないかなと、昨年九月グランドカバーとして、レンゲとクリムゾンクローバーの種を蒔きました。
今年の春先には花が咲きミツバチもやってきました。
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でも今や、こんな有様。立派な雑草になってしまいました。
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玄関脇の小さなスペースは条件が悪くいつも雑草しか生えません。そこでドクダミ畑にしてみました。こんな可憐な花を咲かせる時期には、雑草とは思えません。
『雑草』とは所詮、我々人間の勝手な定義です。
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で、究極の雑草対策とは?・・・つまり雑草を、雑草とは思わないということですが、悟りを開くのは結構難しそうです。