壊れかけたメモリーの外部記憶

70代の読書記録です。あとどれくらい本が読めるんだろう…

パパにつける薬 アクセル・ハッケ

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パパにつける薬 アクセル・ハッケ
ミヒャエル・ゾーヴァ 絵 那須田淳/木本栄 訳 講談社 2007年 1300円

しつこく、もう一冊ハッケの本です。ハッケはここでは妻アンティエ、それにアンネ、マックス、マリー三人の子供との五人暮らし。六歳、五歳、二歳の小さい子供が三人いれば、日常生活は、どこの国でもお決まりのジゴクです。思い当たる節があって、思わず笑ってしまうエピソードばっかりでした。

夜中に起こされること数回、雨の日には朝からパパと三人の子供は泥だらけ、うちの庭には死んだゴリラが転がっている(ビニール製ですけど^^)なんて事は日常茶飯事。日曜に休めなくたって、子供のいない夫婦がうらやましくなったって、やっぱり子供がいることが幸せ、というハッケのメッセージです。

剽軽なんだけれども生真面目な優しさのあるアクセル・ハッケの本を、もう少し読みたくなりました。