しつこく、もう一冊ハッケの本です。ハッケはここでは妻アンティエ、それにアンネ、マックス、マリー三人の子供との五人暮らし。六歳、五歳、二歳の小さい子供が三人いれば、日常生活は、どこの国でもお決まりのジゴクです。思い当たる節があって、思わず笑ってしまうエピソードばっかりでした。
夜中に起こされること数回、雨の日には朝からパパと三人の子供は泥だらけ、うちの庭には死んだゴリラが転がっている(ビニール製ですけど^^)なんて事は日常茶飯事。日曜に休めなくたって、子供のいない夫婦がうらやましくなったって、やっぱり子供がいることが幸せ、というハッケのメッセージです。
剽軽なんだけれども生真面目な優しさのあるアクセル・ハッケの本を、もう少し読みたくなりました。