死刑判決 reversible error スコット トゥロー
佐藤耕士訳 講談社文庫 (上下)各1143円 (高い!)
図書館で借りてずっと読めず、また借りてきました。トゥローの例によって例のお話で、前半やや冗長ですが後半は意外で急な展開です。
“死刑判決に対する再審が行なわれ、死刑囚が釈放されることになるまでの、裁判に関わる弁護士、元判事、検事、刑事それぞれの個人的なreversible error(取り返しのつく誤り)を描く”というところで、スピンアウトではありませんが、立証責任のサンディ・スターンが一瞬登場します。