壊れかけたメモリーの外部記憶

70代の読書記録です。あとどれくらい本が読めるんだろう…

殺人課刑事

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殺人課刑事 アーサー・ヘイリー 1997年
永井淳 訳 新潮社 1998年

ヘイリー70歳の最後の作品です。2004年に亡くなっています。寡作だったのでしょう。10作品ほどしか翻訳されていません。多分全部読みました。この最後の「殺人課刑事」だけが未読でした。

例によって例の手法で警察内部を描いたのもですが、探偵小説の要素もあり、さすがヘイリーです。一気に読めました。元神父の刑事が活躍して、宗教の問題など軽く出てくるのですが、最後は大団円でした。