壊れかけたメモリーの外部記憶

70代の読書記録です。あとどれくらい本が読めるんだろう…

オクシタニア

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オクシタニア 佐藤賢一 集英社 2003年

ヨーロッパ中世史どころか、世界史音痴にとっては、なかなか読みにくい本でした。だいたい、十字軍がイスラム以外の、キリスト教異端派にも向けられていたなんて全く知りませんでした。

わが家の最大の積読中央公論社の「世界の歴史」です。世界史に対する知識が無いという自覚があって、ずっと前に買ったのですが、結局のところ、調べ物をするのに各巻末の年表を見たり、拾い読みをする程度です。死ぬまでに、全巻通して読めるかどうかもわかりません。読んでないのでBOOK OFFに売る決心がつきませんでした。日焼けしてほこりにまみれ、多分もう売れないでしょう。

南フランスのカタリ派を征伐するアルビジョワ十字軍を舞台にした人間模様ということで、長かった。ちょっと食傷気味です。