壊れかけたメモリーの外部記憶

70代の読書記録です。あとどれくらい本が読めるんだろう…

2024-02-12から1日間の記事一覧

無名亭の夜  宮下遼

無名亭の夜 宮下遼 講談社 図書館本 トルコ文学の研究者であり、オルハン・パムクの翻訳者である宮下遼氏の小説2編。翻訳文の読みやすさに惹かれていたので、小説にも興味がわいた。 「無名亭の夜」 《現代の日本、薄暗い路地にある名もない酒場と、はるか昔…