壊れかけたメモリーの外部記憶

読書記録です。あとどれくらい本が読めるんだろう…

リヴァトン館 ケイト・モートン

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リヴァトン館 ケイト・モートン
栗原百代訳 ランダムハウス講談社 2010年 3000円

老人ホームで暮らす98歳のグレイスが語り始めるのは、かつてメイドとして仕えたリヴァトン館での出来事でした。二つの大戦を経て変っていくイギリス階級社会、時代に翻弄されるハートフォード家の二人のお嬢様、とりわけ長女ハンナの苦悩が良く描かれていました。いくつかのミステリー要素は、語り手であるグレイスの回想の時間軸が前後していることによるので、サスペンスというほどでもありませんが、それでも最後の数頁は映像化したら映えるでしょうね。グレイスのちょっとした嘘があの悲劇の引き金になってしまったわけで、グレイスがその後どうやって自立の道を歩んで行ったのか、そこのところをもう少し書いて欲しかったと思います。


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またまた二週間サボってしまいました。初盆やら何やら忙しくて、このところ静岡と東京の間を行ったり来たりしてました。ブログも庭も放りっぱなしで留守中心配していましたが、ブログは平穏、しかし庭は荒れ放題。もうどうしていいかわからないほど雑草が繁茂しています。

読書はしていても感想文が書けません。読み終わってすぐ、「面白かった~」という余韻の残っているうちに感想文を書かないとだめですね。この『リヴァトン館』だって面白かったはずなのに、なんかつまらなそうな感想になってしまいました。