由緒ありげな凝った表紙の本が上下揃いで並んでいたので、予備知識無しについ借りてしまったのです。
読者へ 心の清き者のみが、本書をひもとくことを許される。 読者はぺージを繰り、章から章へ読み進むにつれ、最後へと近づくだろう。 しかし、誰もが最後までたどりつけるわけではない。 多くの錯綜するプロット、異なる文体に、ある者は混乱し、頭がくらくらするかもしれない。 真実を求めて読み進むあいだも、それはずっと貴方の目の前にあるのだ。 闇は来る。それとともに大いなる悪も。 そして、本書を読んだ者は、ふたたび光を見ることはないかもしれない。-アノニマスという思わせぶりな前書きで、少しアヤシイとは思いました。読み始めて???これは何???
アマゾンの紹介を確かめると
あまりのB級にあきれつつ、それを面白いと思う自分にもあきれつつ、最後まで読んでしまいました。・・・とくにお勧めはいたしません。
ロンドンにて「Anonymous(アノニマス:匿名)」の名で仲間内に配布されていた本作品。 ネットや口コミで話題となり出版されるやいなや、一躍ベストセラーとなった衝撃のスプラッタ・ホラーの邦訳。 サンタ・モンデガで起きた5件の殺人事件。 無法地帯のこの町では、事件自体珍しくないのだが、この5件に関しては違っていた―― 被害者はみな、この世のものとも思われない死に方をしている。 マイルズ・ジェンセンは殺人事件を捜査するため、無法の町サンタ・モンデガへと赴く。 捜査を進めるなか、何の接点も、関係もないと目されていた5人には共通点があった。 それは、匿名希望の作者が書いた『名もなき書』という本を図書館で借りていたということ……。 また、「月の目」と呼ばれる青い石を追って二人の修道士がサンタ・モンデガを訪れるのだった。スプラッタ・ホラーというのは、苦手なんですが、・・・・・・
あまりのB級にあきれつつ、それを面白いと思う自分にもあきれつつ、最後まで読んでしまいました。・・・とくにお勧めはいたしません。