壊れかけたメモリーの外部記憶

読書記録です。あとどれくらい本が読めるんだろう…

ロボット・イン・ザ・スクール  デボラ インストール

ロボット・イン・ザ・スクール  デボラ インストール

松原葉子訳 小学館文庫

 f:id:retrospectively:20210506145502p:plain

タングの三作目です。ベンとエミリーの四歳の娘ボニーがプレスクールに通い始めました。当然タングも「僕も学校に行きたい!」。ロボットが学校に通うなんて許可が下りず,通学できなくてベンが奮闘する話なのかと思っていたら,ちがう,すんなり入学できました。二人とも学校ではいろいろありますが,高い共感性をもつタングはクラスにすんなりなじんだようです。ボニーの方はいろいろ問題が…。度胸の据わったボニーが頼もしい。

 

三作目になると,子供たち(人間もロボットも)の可愛さよりも,子供たちが学校に通うようになって,ベンとエミリーの親としての自覚が一層問われる場面が増えてきました。ベンもだいぶ成長したようで,子供たちへ戸惑いながらもちゃんと対応できるようになりました。エイミーの仕事のついでに家族で東京に一か月滞在して,日本文化に驚く外国人「あるある」も出てきて,これは英国よりも日本でヒットしたことへのサービスでしょうか。最後の最後で,ベンはジャスミンの突然の○○にはパニくってしまいましたが,そこまで大人の対応はできないよね。突然の別れに家族全員がうなだれて帰国すると,新たな展開が… 第四作に続く…よね。

 

学校で飼っていたナナフシを休暇中に預かったことで大変なことが起こりました。ナナフシがイボタノキの葉しか食べないなんて知らなかった。食草探しが大変だったことを思い出しました。

30年以上前に,小学校低学年の娘が夏休み前に教室で飼っていたカイコの幼虫を数十匹,持って帰ってきたときにはビビりました。昆虫が怖いわけではないけれど,毎日桑の葉をやりフンの掃除をするのはなかなかの作業でした。夏休みの最後にはカイコの体色が半透明になり蛹化が始まったので,急いでボール紙で細かい枠をたくさん作り,繭になったカイコを休み明けに学校に返しました。楽しかったなあ。

親も子供によって新しい体験をするのです。